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ゴールボール [コートスポーツ]
■ ゴールボール
ゴールボール(goalball)は、障碍者のためのサッカー思っていいでしょう。主に協議は屋内コートで、チームは目隠しをしながらプレイします。鈴の入ったボールを転がし、ゴールに入れば得点。第二次世界大戦の傷痍軍人のリハビリテーションとして考案されたもので、日本よりもヨーロッパでは盛んに行われています。
視覚障害者の球技の1つで、パラリンピック正式種目。
・コートサイズ
コートの大きさ 18m×9m
コートはバレーボールのコートと同じ広さコートですが、3m間隔でエリアが分かれてるのが特徴。ゴール側から、オリエンテーションエリア、ランディングエリア、ニュートラルエリアとなってます。
・ゴールサイズ
ゴールの大きさ
幅9m
高さ1.3m
・ボールサイズ
鈴入りボール
重さ1.25kg×周囲76cm
バスケットボールとほぼ同じです。
・カンタンなルール
ゴールボールは、1チーム3名でおこないます。アイシェードと呼ばれる目隠しを着用したプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボールを転がすように投球し合います。味方のゴールを防御しつつ相手ゴールにボールを入れる。一定時間内の得点の多少により勝敗を決するものです。
アイシェード
スキーのゴーグルタイプの完全に見えないアイマスク。
視界をシャットアウトするとともにも、目を保護する役割もあります。
ライン
幅5センチのラインテープの下に、3ミリ以下のヒモを通します。
・競技
コートは3m間隔で、ゴール側からオリエンテーションエリア、ランディングエリア、ニュートラルエリアとなる。オリエンテーションエリアとランディングエリアを合わせたエリアがチームエリアです。
ラインアウトラインを除く全てのラインには、テープの下にタコ糸を入れて凹凸をつけ、手や足で触って確認できるようなっている。
試合時間
正規時間(レギュラータイム):12分ハーフ(前半12分・後半12分)、ハーフタイム3分
延長戦(オーバータイム):正規時間内で同点の場合は延長戦を行う。3分ハーフ(前半3分・後半3分)、ハーフタイム3分のゴールデンゴール方式(どちらかが得点した時点で終了)で行う。
エクストラスロー:延長戦でも決着がつかない場合は、1対1のエクストラスローで勝敗を決める。
競技ののポイントは音です。鈴入りボールの音を聞きながらを転がすように投球し合うので、音を出さなかったり、ボール以外の邪魔な音をたてることはペナルティとなります。攻撃するときは基本的にはボールを転がしますが、投げたボールが「攻撃側エリア」と「ニュートラルエリア」の両方でバウンドしないと反則で、相手チームにペナルティスローが与えられます。
主な反則(ペナルティ)
1 パーソナルペナルティ
①ショートボール
投球されたボールが、攻撃側のチームエリアまたはランディングエリアに触れなかった場合。
②ハイボール
攻撃側のチームエリア又はランディングエリアに触れずに守備側へ投球された場合
③ロングボール
投球されたボールが、攻撃側のチームエリアまたはランディングエリアに触れた後、ニュートラルエリアに触れなかった場合。
④アイシェード
ゲーム中、選手がレフェリーの許可なくアイシェードに触れた場合。
⑤イリーガルディフェンス
守備をする際、チームエリアから完全に前へ出てディフェンスを行なった場合。
⑥ノイズ
投球する選手が、守備側に不利になるような音を出したと見なされた場合。
2 チームペナルティ
①10セカンズ
投球されたボールに守備側の選手が最初に触れ、相手に投げ返したボールが10秒以内にセンターラインを越えなかった場合。
②イリーガルコーチング
オフィシャルブレイク中(ゲームタイマーが止まっている間)以外に、ベンチにいるコーチ等がコート内の選手に指示を行った場合。
③ノイズ
攻撃側のチームが投球する際、守備側に不利になるような音を出したと見なされた場合。
3 ペナルティスローの方法
ペナルティ(反則)をおかした場合、ペナルティスローが課せられる。
①パーソナルペナルティの場合は、反則をおかした選手が対象となる。
②チームペナルティの場合は、ペナルティスローを投げるチームが相手コートの選手から選ぶ。
③ペナルティスローを受ける選手以外は、コートの外へ出される。
④ペナルティスローを行うチームは、3名のいずれかの選手がインプレー時と同じように投球することができる。
⑤守備側の選手がペナルティを犯した場合、そのままゴールにならなかったら再度ペナルティスローを行う。
⑥ペナルティスローがペナルティになった場合はゴールにならず、そのまま試合を再開する。
4 違反(インフラクション)
インフラクション(違反)をおかした場合、相手チームにボールの所有権が移る。
①プリマチュアスロー レフェリーの「プレイ」のコールの前に投球した場合。
②デッドボール 投球されたボールが相手プレーヤーに触れることなくチームエリアで止まった場合
③パスアウト ゲーム中、味方にパスしたボールがコートの外へ出た場合。
④ボールオーバー 守備をして跳ね返ったボールがセンターラインを越えた場合、もしくはニュートラルエリアのサイドラインを越えてコート外へ出た場合。
5 その他
タイムアウト
a.チームタイムアウト 正規時間(レギュラータイム): 1回45秒、前後半を通じて計4回取れるが、その内1回は前半に取らなければならず、取らなかった場合は、そのタイムアウトは消滅する。
延長戦: 1回45秒、前後半を通じて1回取れる。
b.オフィシャルタイムアウト レフェリーが必要に応じて取れる(時間や回数の制約はない)。
選手交代(サブスティッチューション)
正規時間内:前後半を通じて計4回(4人)の選手交代が行えるが、その内1回は前半に行わなければならず、行わなかった場合は、そのサブスティテューションは消滅する。
延長戦(オーバータイム):前後半を通じて1回の選手交代を行える。
エクストラスロー
延長戦でも勝敗が決しない場合は、ラインアップシートの記載順により1対1でスローを行なう。 それでも勝敗が決しない場合は、サドンデスエクストラスローを行う。
レフェリーのコール(反則・違反の判定以外)
クワイイェットプリーズ
プレイ
アウト
ブロックアウト
ラインアウト
ゴール
レフェリーの吹笛
試合開始:3回
ゴール:2回
その他の状況(競技の中断・再開、タイムアウト、反則等)やゲーム終了:1回
・歴史など(ゴールボール協会より)
ゴールボール競技は、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つでしたが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ラインドルの両氏によって競技として紹介されたのが始まりとされています。
パラリンピック大会には、1972年にハイデルベルグ大会(当時西ドイツ)で公開競技、1976年にトロント大会(カナダ)で正式種目となり、1978年にオーストリアでワールドチャンピオンシップが開かれ世界的に広まっていったとされています。
その後、2002年アジア・太平洋地域の障害者スポーツ総合大会であるフェスピックブサン大会において実施競技として行われ、フェスピック(極東南太平洋身体障害者スポーツ大会)は、現在アジアパラ競技大会となり引き継がれています。
ゴールボール(goalball)は、障碍者のためのサッカー思っていいでしょう。主に協議は屋内コートで、チームは目隠しをしながらプレイします。鈴の入ったボールを転がし、ゴールに入れば得点。第二次世界大戦の傷痍軍人のリハビリテーションとして考案されたもので、日本よりもヨーロッパでは盛んに行われています。
視覚障害者の球技の1つで、パラリンピック正式種目。
・コートサイズ
コートの大きさ 18m×9m
コートはバレーボールのコートと同じ広さコートですが、3m間隔でエリアが分かれてるのが特徴。ゴール側から、オリエンテーションエリア、ランディングエリア、ニュートラルエリアとなってます。
・ゴールサイズ
ゴールの大きさ
幅9m
高さ1.3m
・ボールサイズ
鈴入りボール
重さ1.25kg×周囲76cm
バスケットボールとほぼ同じです。
・カンタンなルール
ゴールボールは、1チーム3名でおこないます。アイシェードと呼ばれる目隠しを着用したプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボールを転がすように投球し合います。味方のゴールを防御しつつ相手ゴールにボールを入れる。一定時間内の得点の多少により勝敗を決するものです。
アイシェード
スキーのゴーグルタイプの完全に見えないアイマスク。
視界をシャットアウトするとともにも、目を保護する役割もあります。
ライン
幅5センチのラインテープの下に、3ミリ以下のヒモを通します。
・競技
コートは3m間隔で、ゴール側からオリエンテーションエリア、ランディングエリア、ニュートラルエリアとなる。オリエンテーションエリアとランディングエリアを合わせたエリアがチームエリアです。
ラインアウトラインを除く全てのラインには、テープの下にタコ糸を入れて凹凸をつけ、手や足で触って確認できるようなっている。
試合時間
正規時間(レギュラータイム):12分ハーフ(前半12分・後半12分)、ハーフタイム3分
延長戦(オーバータイム):正規時間内で同点の場合は延長戦を行う。3分ハーフ(前半3分・後半3分)、ハーフタイム3分のゴールデンゴール方式(どちらかが得点した時点で終了)で行う。
エクストラスロー:延長戦でも決着がつかない場合は、1対1のエクストラスローで勝敗を決める。
競技ののポイントは音です。鈴入りボールの音を聞きながらを転がすように投球し合うので、音を出さなかったり、ボール以外の邪魔な音をたてることはペナルティとなります。攻撃するときは基本的にはボールを転がしますが、投げたボールが「攻撃側エリア」と「ニュートラルエリア」の両方でバウンドしないと反則で、相手チームにペナルティスローが与えられます。
主な反則(ペナルティ)
1 パーソナルペナルティ
①ショートボール
投球されたボールが、攻撃側のチームエリアまたはランディングエリアに触れなかった場合。
②ハイボール
攻撃側のチームエリア又はランディングエリアに触れずに守備側へ投球された場合
③ロングボール
投球されたボールが、攻撃側のチームエリアまたはランディングエリアに触れた後、ニュートラルエリアに触れなかった場合。
④アイシェード
ゲーム中、選手がレフェリーの許可なくアイシェードに触れた場合。
⑤イリーガルディフェンス
守備をする際、チームエリアから完全に前へ出てディフェンスを行なった場合。
⑥ノイズ
投球する選手が、守備側に不利になるような音を出したと見なされた場合。
2 チームペナルティ
①10セカンズ
投球されたボールに守備側の選手が最初に触れ、相手に投げ返したボールが10秒以内にセンターラインを越えなかった場合。
②イリーガルコーチング
オフィシャルブレイク中(ゲームタイマーが止まっている間)以外に、ベンチにいるコーチ等がコート内の選手に指示を行った場合。
③ノイズ
攻撃側のチームが投球する際、守備側に不利になるような音を出したと見なされた場合。
3 ペナルティスローの方法
ペナルティ(反則)をおかした場合、ペナルティスローが課せられる。
①パーソナルペナルティの場合は、反則をおかした選手が対象となる。
②チームペナルティの場合は、ペナルティスローを投げるチームが相手コートの選手から選ぶ。
③ペナルティスローを受ける選手以外は、コートの外へ出される。
④ペナルティスローを行うチームは、3名のいずれかの選手がインプレー時と同じように投球することができる。
⑤守備側の選手がペナルティを犯した場合、そのままゴールにならなかったら再度ペナルティスローを行う。
⑥ペナルティスローがペナルティになった場合はゴールにならず、そのまま試合を再開する。
4 違反(インフラクション)
インフラクション(違反)をおかした場合、相手チームにボールの所有権が移る。
①プリマチュアスロー レフェリーの「プレイ」のコールの前に投球した場合。
②デッドボール 投球されたボールが相手プレーヤーに触れることなくチームエリアで止まった場合
③パスアウト ゲーム中、味方にパスしたボールがコートの外へ出た場合。
④ボールオーバー 守備をして跳ね返ったボールがセンターラインを越えた場合、もしくはニュートラルエリアのサイドラインを越えてコート外へ出た場合。
5 その他
タイムアウト
a.チームタイムアウト 正規時間(レギュラータイム): 1回45秒、前後半を通じて計4回取れるが、その内1回は前半に取らなければならず、取らなかった場合は、そのタイムアウトは消滅する。
延長戦: 1回45秒、前後半を通じて1回取れる。
b.オフィシャルタイムアウト レフェリーが必要に応じて取れる(時間や回数の制約はない)。
選手交代(サブスティッチューション)
正規時間内:前後半を通じて計4回(4人)の選手交代が行えるが、その内1回は前半に行わなければならず、行わなかった場合は、そのサブスティテューションは消滅する。
延長戦(オーバータイム):前後半を通じて1回の選手交代を行える。
エクストラスロー
延長戦でも勝敗が決しない場合は、ラインアップシートの記載順により1対1でスローを行なう。 それでも勝敗が決しない場合は、サドンデスエクストラスローを行う。
レフェリーのコール(反則・違反の判定以外)
クワイイェットプリーズ
プレイ
アウト
ブロックアウト
ラインアウト
ゴール
レフェリーの吹笛
試合開始:3回
ゴール:2回
その他の状況(競技の中断・再開、タイムアウト、反則等)やゲーム終了:1回
・歴史など(ゴールボール協会より)
ゴールボール競技は、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つでしたが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ラインドルの両氏によって競技として紹介されたのが始まりとされています。
パラリンピック大会には、1972年にハイデルベルグ大会(当時西ドイツ)で公開競技、1976年にトロント大会(カナダ)で正式種目となり、1978年にオーストリアでワールドチャンピオンシップが開かれ世界的に広まっていったとされています。
その後、2002年アジア・太平洋地域の障害者スポーツ総合大会であるフェスピックブサン大会において実施競技として行われ、フェスピック(極東南太平洋身体障害者スポーツ大会)は、現在アジアパラ競技大会となり引き継がれています。
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